海外から呼び寄せる技人国 必要書類|在留資格認定証明書交付申請の流れ
外国人ビザ申請(在留資格)
公開日:2026/7/26
更新日:2026/7/26
海外にいる外国人材を新たに雇用して日本へ呼び寄せる場合は、「在留資格認定証明書交付申請(認定申請/CoE)」 を行います。本記事では、認定申請に特有の必要書類と全体の流れ、スケジュールの逆算方法を解説します。
区分別・カテゴリー別の必要書類の全体像は、柱記事〔技人国の必要書類 完全ガイド〕にまとめています。
認定申請(CoE)とは:呼び寄せまでの全体フロー
在留資格認定証明書(CoE)は、来日前にその外国人が在留資格の要件を満たすことを、あらかじめ入管が証明する書類です。流れはおおむね次の3ステップです。
日本の会社(または取次行政書士)が入管へ認定申請 → CoE交付
CoEを本人へ送付 → 本人が現地の日本大使館・領事館で査証(ビザ)申請
査証を得て入国 → 在留カード交付・就労開始
審査期間とスケジュールの逆算
認定申請の標準的な審査期間は、おおむね1か月〜3か月が目安です。これにCoE送付・現地での査証手続き・渡航準備が加わるため、入社希望日から少なくとも3〜4か月前には申請に着手するのが安全です。
会社が用意する主な書類
会社側の書類は所属機関のカテゴリーにより異なります(法定調書合計表、登記事項証明書、事業内容資料、新設なら事業計画書など。詳細は柱記事のチェックリスト参照)。加えて、認定申請では次が実務上重要です。
雇用理由書(採用の必要性と、専攻・職務の関連性を立証)
雇用契約書または労働条件通知書
返信用封筒(交付されたCoEの返送用。書面申請の場合)
本人(海外)が用意する主な書類
卒業証明書(学歴要件の立証。海外大学の場合は取り寄せに時間がかかるため早めに)
(学歴要件を満たさない場合)実務経験を証明する文書
履歴書・職歴を示す資料
申請人の活動内容を明らかにする資料
認定申請でよくある注意点
書類の取り寄せに時間がかかる:海外の卒業証明書・在職証明などは、想定以上に日数を要します。スケジュールの最大のボトルネックになりがちです。
専攻と職務の関連性:国内変更と同様に審査の核心です。海外の学位・専攻内容がわかる資料を丁寧にそろえましょう。
CoEには有効期間がある:交付後、期限内に査証申請・入国を済ませる必要があります。交付後の段取りも見込んでおきましょう。
国内の留学生を採用する場合は〔留学生を新卒採用したときの技人国 必要書類〕、書類の役割分担は〔会社が用意する書類・本人が用意する書類〕をご覧ください。海外からの呼び寄せでお困りの際は、行政書士しのはら事務所へご相談ください。
出典:出入国在留管理庁「在留資格『技術・人文知識・国際業務』」。本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別申請の可否を保証するものではありません。
この記事を書いた人
篠原 博之
行政書士・AFP
行政書士しのはら事務所 代表
個人税理士事務所・中小企業の総務部長・税理士法人のIT担当の経験を経て独立
バックオフィスのDXに注力している。
登録番号:第24080248号|東京都行政書士会 新宿支部所属
今すぐ問い合わせる
お電話はこちら
関連コラム
2026/8/12
企業向け就労ビザ申請代行の選び方|外国人採用で失敗しない行政書士の比較ポイント【2026年版】
外国人を採用するとき、「この仕事内容で就労ビザを取得できるのだろうか」「内定を出してから在留資格の要件を満たさないことが分かったら困る」「会社側と外国人本人の書類を誰が取りまとめればよいのか」「行政書士事務所によって料金が違うが、何を基準に比較すればよいのか」と悩む企業の代表者や人事担当者も多いので...
2026/8/10
【2026年最新】経営管理ビザ申請サポートの選び方|会社設立から事業計画・申請まで
日本で会社を設立し、自らその会社を経営する外国人が検討する在留資格の一つが「経営・管理」です。経営管理ビザの申請では、単に会社を設立すれば許可されるわけではありません。会社の事業内容や規模、事業所、経営者としての経歴、事業計画などを含め、実際に日本で継続して事業を経営できる体制が整っているかが審査さ...
2026/8/8
技人国は学歴と仕事内容の関連性が必要?大学・専門学校・実務経験別に行政書士が解説
外国人を「技術・人文知識・国際業務」(以下「技人国」といいます。)で採用する際、特に重要になるのが、外国人がこれまで学んできた内容と、採用後に担当する仕事内容との関連性です。採用担当者の方からも、「大学では経営学を学んでいますが、営業職で採用できますか?」「ITとは関係のない学部を卒業していますが、...
2026/8/8
技人国で現場作業はできる?実務研修・単純作業との境界を2026年最新資料から解説
「技術・人文知識・国際業務」(以下「技人国」といいます。)で外国人を採用する企業から、「施工管理として採用しますが、最初は現場で研修させても大丈夫ですか?」「工場勤務を経験してから、生産管理を担当してもらう予定です」「日本人の新入社員と同じように店舗研修をさせることはできますか?」といったご相談をい...
